会長挨拶

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　会　長　千葉県立千葉商業高等学校　岡本 恵利

　千葉県公立学校事務長会のホームページをご覧いただきありがとうございます。

　令和４年度総会において、会長に就任いたしました。 　　　
本会は、昭和４４年１０月に「学校の円滑な管理運営と学校教育の向上発展に資する」ことを目的に県立学校事務長連絡協議会として設立されたのち、幾多の変遷を重ねて今年５４年目を迎えております。 　　　　
　さて、最近の教育の動向は、「Society5.0」の到来による新時代の学校教育が展開され始めたことに加え、新型コロナウイルス感染症の影響を機に、GIGAスクール構想に基づくICT環境の整備と活用が加速度を増して進んでいます。 　　　　
　このような時代に、学校事務もこれまでにない課題が山積しています。デジタル化が推進されているにもかかわらず進まないペーパーレス化、事務系ネットワークと教育系ネットワークの分断、新たな教育施策に伴う財務・総務等あらゆる事務量の増大に加え、多様化する人事への対応など、「生徒・児童のため」という学校への思い、使命感を持ってしても、事務長一人ひとりの知恵と工夫だけでは対応しきれない状況が数多く存在しています。
　しかしながら、このような時代だからこそ「事務長会」という組織の重要性が高まっているのではないのでしょうか。 　　　　
　本会としては、会員が多忙化する事務室運営を適切にマネジメントできるよう、学校事務と事務長の職務について、会員各々がこれまで培ってきた経験や蓄えた知識を共有すると共に、時代に応じた調査研究や研修により、会員の資質向上と連携を図ってまいります。 　　　　
　また、関係機関と連携・協力しながら、様々な課題について組織的に取り組み、解決・発展への道を切り開く活動を積極的に行っていきたいと考えております。 　　　　
　会員の皆様におかれましては、御支援と御協力をいただきますようお願い申し上げます。